こんにちは、ゆずです。
今回のワンルーム多頭崩壊、前回の30頭近い多頭崩壊、他2軒の多頭崩壊を経て
私と郷原さん、そして病院の先生、清掃スタッフの方などに
いろんな影響を残した出来事だったように思います。
その件で、忙しいと言い訳してブログを書けない私と郷原さんをどうか許してください。
今日その話になり、
書きたい・・・でも書けない、でも書かなきゃ、というか伝えたい・・・
そういった会話になり、最近雑談がガチな内容すぎて撮影できないし
帰り間際にいつもいい感じのトークしてるんですけど、撮ってないんですよそういう時!!
で、今日に至っては、それを書いたらいんじゃない?という決着になり
私なりに感じたことをつらつらと書いていこうと思います。
団体の意向でも、代表の意見でもありません。
まだ愛護の世界に入って見聞きするものが新鮮な若輩者の感想です↓↓↓
「多頭崩壊」と聞いて、なんでそうなってしもたん?と思ってしまいますよね。
郷原さんも以前のブログで、
動物を救いたい気持ちが強い人ほど多頭崩壊に近づいてしまう
まさにそうだと思います。
でも、ワンルーム多頭崩壊の事案は
当日に猫の引き取りを依頼され、どういった経緯かもいまいちわからず
今日そちらがこの命を見捨てれば、保健所行きという事実だけがそこにありました。
こんなことを引き起こしてしまった人間の責任は人間が負うべきです。
でも、猫が好きで飼ってたはずの人が、どうしてこうなって、
猫を置いていなくなってしまうようなことをしてしまったんだろうと
誰にも答えのわからないことが、グルグルと頭の中を駆け巡ります。
好きで飼ってたら増えた、知らん間に増えたから育てた
ただそれだけかもしれませんが
動物を飼うのであれば、適切な飼養方法を知りませんでしたでは済まされません。
同等の命であり、実験で殺されたり、人間にいいようにされたりしていいわけがありません。
こんなことを引き起こして、なぜ不妊手術をしなかったんだろうと、怒りがこみ上げます。
初めはきっと数匹しか飼っていなかったはず。
お金が惜しかったのかなんなのか理由はわかりませんが
最初に不妊手術をしていれば、救えたはずの命がいくつあったか
考えるだけ無駄かもしれませんが、私は何で起きたかということではなく
なんで知識を持ってそういうことをしてあげられなかったのかなと考えてしまいます。
飼い主さんに置いて行かれて、突然知らない人が沢山入ってきて
家財を運び出して、逃げ場を失って、捕まえられて・・・・・
どれだけ怖かっただろう、不安だっただろう、つらかっただろう
私や郷原さん、病院の先生にとっても、とても胸の痛い出来事で、
まだどう表現していいかわからないショックで、重力に負けそうなほどです。
そして、その過度なストレスで失ってしまった命に対して本当に申し訳なく思います。
「健康なのにわざわざ体を傷つけるの?」とか
「自然な姿のままにしてあげたい」といった意見を持つ方もいらっしゃると思います。
でも、人間との共存を選んだ時点で既に自然な姿のままではありません。
共存だけさせて、可哀想だからしないというのは、逆にエゴです。
次のブログでは、不妊手術をした方がいい理由について、書きたいと思います。