This is my life2021,9,15

隔離部屋。今の所在地になってからケージからの脱走が増えました…。

以前の施設より、母家と離れた創りなので、人の気配を感じられない時間が多い事が恐怖心を煽り猫達に強行突破をさせる要因になってしまうのでしょうか…。

今の所在地にするまでも確かに捕獲された子達はみんな怯えていましたがここまで脱走者続出はなかった気がします。

もう少し、隔離部屋をオープンな状態に改装したいと日増しに思うこの頃です。

白血病の部屋は桜絶景ポイントとなっています。

キャットタワーのてっぺんからニャンコ(えんがわ君)の耳がピョコッと出ているのが可愛いショット!

まぁ、桜を見て綺麗と思うのは人ぐらいで、猫は何を思いながら眺めてるのかは、不明…😅

桜は綺麗だけど…白血病の部屋は床を撮るのは躊躇するくらい汚い…。

特に白血病の子達の数匹が原因不明のシャバシャバ下痢を起こしている。

体調に不具合はないですが、えんがわなんかは、子猫時代に親と兄妹で保護され、子供達は皆白血病。

えんがわ以外は、風邪の症状からどんどん治療で改善して食べるようになっていく毎に下痢が酷くなり、とうとう下痢で死んでしまった子もいました。

殆どはたかが下痢(軟便)。だけど深刻な状態となれば食べれば食べる程死に近づく。

悪い方のか体質ありきの方のか、境目がつきにくいが故に下痢というのはとても罪深き症状ですね。

食べなきゃ、勿論死ぬ。でも食べれば食べる程弱っていくなんて辛い…。

基本下痢に寛容な私ですが…重度の時は人間側が精神病みます。。。

とにかく滲みだらけの畳と縁側(ややこしくてすいません、本当の建物の方の縁側です)・臭いが染み付いた砂壁白血病のお部屋もリフォームせねば…。

プレイルームでは、この間、病院に行って速攻食べるようになったとお伝えした子(ニャン太)が爪研ぎを披露。

普通なら「やめてくれー!!!」ってなるのが人の行動だと思いますが…私の場合「ありがたや…ありがたや…」となり嬉しくて写真におさめる…w

爪研ぎは健康バロメーターの一部っしょ!

それにしても足下の粗相。

プレイルームは1〜3年に一度はリフォームしないと保てないので、動物保護施設の維持って、ご飯や医療費等々以外に何百万単位の費用が凄いです(・_・;

そんな中、猫達の楽しみと、何よりも密室の集団生活からの感染症対策の為に、猫部屋に通ずる柵が出来る事となりました!

一部資金(一部って書いてますが多額です!!)への支援者様がおられ、それに釣られて思い切って借り入れを決意し…

こんなのが造られる予定だぞーー!

借り入れは本当に大変で…「社会貢献として素晴らしいが、利益を追求する分野でない所に返済を確証するものがない」とシビアな対応だったのが貸す方の意見。

書士の方の元へ足蹴なく通い、断られたり、たらい回しにされる度に練って練って練った事業計画書が最後は決め手となり、なんとか審査が通り柵が出来る事となりました!

泣くよ、これ。

しんどかったとかそんなんじゃなくてさ…(あ、でもしんどさはアピらせて。頑張ったから!!!)致し方ない施設ならではの感染症を入所する子達に負わせて…死なせてしまう事もある中で、自分の存在事態が悪の根源だと苦悩し罪悪感で本当に死にたいくらい辛かったので。

私は施設に関心を持つ方や、里親さん、入所希望者さん、全ての方にこう言います。「保護施設は不幸な場所です。人で例えるなら疫病が流行っている最中に大きな被災が起き、体育館で集団生活を余儀なくされている、それが動物保護施設だ」と。「いつ誰が感染して、そして重篤・死亡したりするか分からない場所だ」と。「また人の避難所と違うのは言葉が伝わらない動物には、更に生死の恐怖やなぜこんな生活をしいらされているのか?と施設生活の答えが分からないまま極度のストレスと共にいつまで続くか分からないこの生活をしていかなくてはいけない場所だ」と。

移転後、動物相手には環境がままならない施設は死亡率が増えました。

一生懸命換気しても大した事はなかなか出来ず、寧ろ脱走されてしまう始末(捕獲してます)

化学製品なんて結局何を使っても通用せず、隔離後にプレイルームに放つのが「死の部屋」に入れる様な気がして、頭がおかしくなりそうでした。

以前の施設は何気に10年近い間で、なんだかんだで小さな喫茶店兼2階自宅の造りの建物だったので少しづつ脱走対策しつつ程よく換気出来る所まで手を加えれていました。しかし、古民家はなかなか難易度が高く、そしてここまで感染症の猛威が振るうとは実際に体験してみないとしゃあ根を据えては分からなかったです。

ちょうど今、新型コロナウィルスが流行っているので皆さんにも理解し易いかと思います。

今は更に頑張って手を尽くし、換気扇設置や、柵の反対側の通気の確保による空気の導線の確保、部屋全面の除菌と菌対策のコーティングやこれを機に改めて粗相などにより相当に朽ちてしまった所のリフォームをこのまま出来る所までしようと、更なる努力を行っております。

皆様にも寄付・物資・会員様入会などのご協力により、施設を良くしていくことで命を守れる事と通じますので、この機会にご協力頂ければ、本当に助かります。

また、お金の掛からないご協力の1つであるYouTube登録はして頂けておりますでしょうか?!

こちらも是非ご協力致します。

その中で最新のこちらのURLを貼り付けておきます!

この動画、一見、めっちゃくちゃ癒しな感じですが…

私のこの顔の位置。さすがの私でも吐き気を催してしまうくらい臭いです。(特に充電したい理由で、粗相ポイントの一つである場所近くで寝そべっています。)それに耐えながら猫達に必要な愛情の時間を設けているのはブログを見て頂いている方にだけ教える裏話です(^^)

YouTubeでの目先の目標は1000登録に到達して、生配信で質疑応答をしたいと思っています。

毎日たくさんの相談を受けます。

それがYouTubeで共有出来て、応答が出来れば閲覧者さんの為にもなるし、私の実務も相当楽になるからです。

相談者さんの殆どは切羽詰まった状態で精神的にも病み連絡してきます。

レベル的には「自殺防止コールセンター」的な物と同じくらい暗いです。

そこでまずは私も同じく辛かった経験から少なからず理解出来てるつもりなので「1人で命の責任を負い、孤独で辛くて不安で…それを出会ってしまったが故に背負いこんで抱えてきて、しんどかったですね。四六時中心配で夜も眠れないですよね」と労いのお言葉をお掛けすると皆さん、堰を切った様に声を震わされ涙されます。「辛かった…」と号泣です。

野良猫問題、ペット問題は本当に人を追い込みます。組織・機関・政府からの助けがなさ過ぎます。

「目の前の命が自分次第で大きく左右される…」なんて荷が重すぎます。酷く辛く孤独で、しかも逃げられません。

施設の方も動物を保護するのには限界がありますし、上記の様に受け入れ幅を増やすと施設は不幸になります。

【人助けをする】こういう事を解決していく事が動物を救う事に結局はなるのかな、と思っています。

幸いにも私は動物好きではなく「世の中から可哀想を一つでもなくしたい」と言う、動物保護施設の運営者もしては異例な人間なので、保護はほどほどに…人助けにも力を入れていきたいと思います。

ほいでは✋