グラビューと同じ様に屋号のある保護活動家から緊急レスキューです。
いわゆる多頭崩壊です。
責任者の方も救急搬送。
猫達は今のところ亡くなっている子は確認は無しです。
人も猫も飢えと渇きと謂わゆる劣悪な環境でギリギリでした
人も猫も必死のギリギリの水分補給
人も猫も生きていてくれてありがとう
多頭崩壊はどこも同じような風景なのでネチネチ書く事はしないです。
それよりも、私の思う問題と、またその対策をここに記載したいと思います。
この手の事態が起きると愛護関連のSNSは湧きますよね
どこの団体か?どこの愛護家か?と知りたがる愛護家が多いですが私の方で公開するつもりは無いです。
知って「可哀想だ」「虐待だ」「何やってんだ」と責任者を叩いてもこの子達の命は救えません。(支援者さんの心情へは後ほど触れます)
逆に1人の命を奪ってしまう恐れさえあります。
結果的に責任者は体調を崩されましたが…体調を崩されてから、この状態が始まったのでは無いのは明確です。
でも、誰が好んで糞尿に塗れて生活しますでしょうか。おしっこうんこがついた布団の上に毎晩顔を埋めるのがどんな気持ちだったか…
同じ愛護家として胸が痛いです。
動物を救いたい気持ちが強い人ほど多頭崩壊に近づいてしまいます。
助けてほしいという人にも群がられます
そして愛護の恐ろしいところは終わりがないところです
やめたら支援もおそらく止まるでしょう、、、でも抱えてる子達は少なく見積もっても何十頭を10数年は食わしていかなくてはいけない
そしてとめどなく不幸な子が目の前に現れる…
頭打って人格でも変わらない限りやめれないですよね、そりゃ。
現場は悪くなればなるほど責任者は現場を隠したがる→抱えきれない問題を自分で全て抱える。悪循環のループは抜け出せなくなります。
責任者は他の活動家の仲間たちに一切現場を隠していたらしいですが…私でもそうなると思う。
怖いもん。
とにかくただただ怖い。
こうなるとまず1番に愛護家が怖い。応援してくれているはずの支援者も怖い。里親希望者さんも怖い。行政が怖い。団体が怖い。仲間が怖い。誰にも知られたくない。
でも、お金がない。だからってこんな事になってるなんて言えない。知られなくない、でも発信しないと支援が来ない。
「この子達…幸せ?あれ?私不幸にしてないよね?え?だってこの子達、私が保護しなかったら死んでたよね?私が救ったから生きてるんだよね?でも、なんか違う。活動を始めた時と違う。私は動物の病気とか経験があるからよく分かるの。なのに…あれ?あの子弱ってる…。でもちょっと待って、みんながご飯欲しがってる。あ、水が空になってる。ごめんね。ごめんね。あの子の事が気になるけどみんなの事をした後で気になる子の確認をしよう。あれ?この子も薬飲ませてるのに元気ないかも?食べてる?食べてるかどうか…分からない。数が多いから。そういえばあの子数日見てないかも…。
やっぱり調子悪そう。病院連れていこう。あぁ、でもこんなに今月病院にお金使ってしまった…こんなに弱ってる子がいるのに…寄付を募らないと…
なんて書いたらいいんだろ?いつから、なんで弱ってるんだろう?元気だったのに。この間元気だった風景を載せているのに、いきなり、なんて発信したらいいの?気づかなかった。弱ってる。それじゃ私の見落としばかりの報告になってしまう。
今日もまた可哀想な子の相談だ。もう無理だ。無理なのに全然引き下がってくれない。あぁ、ちゃんと保護した子達が保護生活してるって私が発信してるもんね。本当は違うの。私が1番大変なの。あなたの救えないって言う相談なんかよりもっとずっと私は深刻なの。クソ、どんだけ深刻か見せてやろうか…。いや、見せられないよ。行政処分受けるかも。公になったら私の救ったこの子達と私は離れ離れになるの?あの子はあの病気だから他の人には見れないよ。あの子も怖がりだから私じゃないとダメ…。いや、私がいなくなったらこの子達みんな処分されるんじゃない?手に負えない数だもん。私がいなくなったら行き場がない。
私が終わったら終わりだ。でも私には応援して支援してくれる人がいる。大丈夫。期待されている。私が引き受けた猫達。誰も手を差し伸べてくれないから。でもこの子の事書いて、また1人支援してくださった。この子の事、頑張る。助けたいと強く思ってる。頑張った。回復してくれた。良かった。だけど元々いる子達がなんか元気ない。なんで?新しい子で気を取られてたかもしれない。こんな事公開できない。見られてる。支援者さんや愛護家に。もっと上手く立ち振るわなきゃ。でもどうやって?応援の声さえ負担に感じてきた。応援しないで。頑張ってるのにこんなんだよ。もうどう頑張ったらいいの?この子達はお腹が空いたって言ってくる。お金、お金の物資が必要だ。支援者さんはきっと裏切られたと思うよね。本当に猫にお金使ったんだよ?本当なの。私自分の贅沢になんて使ってない。それどころか私は猫でボロボロになってしまってる。
あぁ、あの愛護家さんは綺麗なところで世話してるな…でも頭数少ないもん。私は数が多いねん。粗相する子もいるし。病気の子もいっぱいいる。私は愛護家の中でも特に苦労してるねん。あの人は自分の生活を優先にしているからだよ。私の抱える頭数で私の様にみれる人なんかいない。あぁ、でも私もああいう風に保護活動したい。今の本当の自分…絶対に見られたくない。隠さないといけない。情けない。悔しい。私がいつも1番頑張ってたのに。怖い。怖い。怖い。
自分に向く興味が怖い。関心が怖い。話題が怖い。でも話題性を綴っていかないと愛護家はやっていけない」
愛護家さんの心境とはこんな感じかと思います。想像です。=自動的私の心情が曝け出された事になる…(^◇^;)
これだけ曝け出して愛護家のみんなに「全然そんな心境ないで」って言われたらひっくり返るけど(笑)(鬱の私独特?)
とにかく!どうですか?多頭崩壊いうてる前に、まずは精神崩壊してしてしまいますよね。
人間は大体パターン化で動いてるらしく…1日7個以上重要な選択をしなくてはいけない状況になると、崩壊するそうです。でも動物相手にはそうはいきません。どの選択も深刻です。という事は崩壊するシステムになってるという事です。
現実には喜ばしいはずの応援や支援さえ心の負担としては物凄いプレッシャーになるんです。でも支援がないと活動はできないんです。活動は時間もお金も凄まじく使います。あってもあっても足りません。最近書いてますが私も20年間本当に毎日が24時間足りません。猫の事でだけで足りないんです…。人としての当たり前の時間はハナからマイナスなんです。
どんどん歪みが出る過程で保護数が増える程、活動が濃厚になる程、全てが心と反比例していくんです。
どういう心境になっていき崩壊していくのか?少しでもたくさんの人々に理解してほしい気持ちです。
どうか愛護家の人達は崩壊した人をSNSで批評して発信するのはやめて下さい。動物が可哀想だと震え立つ気持ちは分かります。または最初は正義感で行った事なのに自分のSNSが話題になり暴露した事に同感される人々のコメントや閲覧数が上がって行く事に優越感に浸ってしまい麻痺した発信をしてる人もいます。でも、それでは一般の人に私たちを含めた愛護家全体的を悪い印象へと導いてしまいます。発信した時は気持ちよくても、最後には発信した貴方を含めて愛護の世界全体が悪い印象になるのです。表面上だけ書いて発信する事は言葉巧みに閲覧者をコントロールして騒ぎにしようとしてる様に見えます。書こうと思えば誰を悪にでも仕立て上げる事ができます。
多頭崩壊は責任者が全て悪いのではないという事も皆さんに気づいてほしいです。
一体何が…【動物を助けたい気持ちでひたすら人生を捧げた人】をこうさせてしまったのか?
「自分で好きにやったんでしょう?」なんていう私目線からの馬鹿者は私のブログなどそもそも見ていないと思いますが…
【偶然出会しただけだとしても、目の前に死にそうな人がいたら人命措置を行わないと有罪になりますよね?法律に強要されても全く違和感が無い位、人は命を助ける生き物です。好きとかそんなレベルではないはずです。愛護家は命の対象幅が広かっただけです】助けない事(=逃げ)に理由はありますが、助ける事に理由はありません。この理論が通ら無いのであれば人命措置を好き嫌いでやっているっていう事になる理論を教えてほしいです。
反論ある前に論破してズレました。話は戻りますが同じエリアにいて助けれなかった私たち愛護家も加担者。保護依頼した人も加担です。お願いなので「あの人だから託したのに裏切られた」なんて思わないでください。
悲しいですが愛護家の心境を綴った様に、応援・支援も弱りきってしまった人間へは強いプレッシャーとなり孤立の要因にもなってしまいます(大前提に励みにもなりますし寄付は現実問題必須です)。行政も関係者です。一般の方興味心もこの精神崩壊に関わっています。一般人さんを含め社会の皺寄せ全てを一人で背負ってしまった為に崩壊しているので、取り巻く誰もが、崩壊した経緯の加担となっていて、つまり社会が原因であって、崩壊責任者だけが叩かれてはいけないと願うのです。
支援者さんもどうか裏切られたとは思わないで下さい。一生懸命期待に応えやってやってやって…頑張っていたけど一人で背負った問題が大きすぎただけなんです。裏切る気持ちは一切ありません。現場を見ている私が代弁させてください。支援された物はその時その時に絶対に、そして一生懸命に動物に繋いでもらっています。例え責任者が自分のご飯にもお金を充てていたとしても生活していくのも含めて保護動物への支援です。←これについても愛護家がなぜか凄く厳しく目配りしてるので…愛護家全員も改めて振り返って考えてほしいです。「どこどこの誰々がお金を受け取った」って…当たり前だよ!綺麗事なしにお金ないとやれねーよ!!です。
愛護家が他の愛護家の資金繰りを叩くから愛護家が愛護の世界から居なくなるのです。救う人が減れば動物に被害が出ます。
ただ一つ、私が一瞬怒りで沸騰湯沸かし器になりかけたのが…
命を繋ぐために医療的にお腹に穴を開けていた子が保護っ子の中におり、その子のオムツが1週間変えれてなく医学的に作られた穴の影響で体内がどうなっているかは分かりませんが非常にまずいと直感で思いました。
お腹が膨らみ、膨らむ前の加減でお腹をオムツで締め付けられているので、下腹部が水死体の様にブクブクになっていて、元々立てる子なのに下半身は立てなくなっていました。
人が身体的にお世話が出来なくなって、元気な子が弱ってしまったのは100歩譲って仕方がないですが、1日でもケアを怠ったら死んでしまうと分かっている子を、「人に見られたく無い」の心のせめぎ合いで命の危険に晒すのは確信犯になってしまいます。
1週間倒れていたとて、体裁を気にしているほんの少しの余裕があるなら、オムツを剥がすだけでもして欲しかった。
そして「もう死んでしまう…」と思う間際にメッセージを人に送るのではなく、もっと早く連絡をしてくるべきでした。そこだけは猫の命より自分の見得が強かったと感じてしまわざるおえなかったです。
あのね…あの子(猫)は重篤なのに頭を上げて貴方の後頭部と耳の辺りでピタッとくっついて寄り添っていましたよ。
元気な時に貴方があの子を大切にしてくれていた何よりもの証拠ですね。
その子の為にも貴方は絶対に元気になって帰ってきて下さいね。
そして本当にギリギリの瞬間で体裁を振払い連絡してくれて有難う御座います。その最後ギリギリの瞬間の本能の様な判断は正しい選択だったと思います。
引き合わされたご縁です。普通の生活に戻れる所まで一緒にどうするか考えて行かせてもらえればと思います。